陰嚢湿疹の症状
陰嚢湿疹になると、陰嚢の皮膚が赤く腫れ、昼夜を問わず強い痒みが生じるようになります。
痒みは陰嚢だけでなく陰茎の包皮にも及ぶ場合があり、湿疹や水泡が現れたり、粉を拭く場合もあります。
入浴後や睡眠中など、皮膚が温かくなった時に痒みがひどくなる特徴があり、掻けば掻くほどさらに痒みが増していく症状に悩まされる事になります。
そのため、睡眠中の眠りが浅くなったり、何度も痒みで目が覚めてしまう場合があります。
また、陰嚢湿疹を患っている人は、排尿障害を抱えている場合があり、夜間の頻尿で睡眠不足になり、慢性疲労や抑うつなどの症状が続き、日常生活にも影響が出る事があります。
睡眠中は、無意識に陰嚢を掻き毟ってしまう場合があり、陰嚢の皮膚に傷ができると、入浴の際にしみるような軽微な痛みが生じたり、傷口に細菌や真菌などの雑菌が感染しやすくなるため、さらに痒みがひどくなったり、なかなか治りにくくなっていきます。